日記ブログ

ワーママぷくもんによる日記

―おすすめ記事―

【体験記】夫が30代前半で狭心症…診断されるまでの経緯

 

若さは武器です。

 

今回はその「若さ」が理由で我が家の年下夫(個人事業主・30代)が危ない経験をした時のお話を綴ります。

 

はじめに

 

我が家の夫は職人として独立したひとり親方(個人事業主)です。

 

自分の技術を武器に稼ぐ仕事なので、自ら動いて営業し仕事をいただければ売上になりますが、自らが動かなければ売上になりません。

 

病気になったらもちろん売上なし。

 

更に会社員のような疾病手当が国民健康保険にはありません。

 

会社員であれば毎年定期健診がありますが、個人事業主には原則ありません。

(※加入している組合で健康診断をしている場合などもあるかとは思いますが)

 

それでも若いうちは病気になるリスクも一般的に低く、検査に行っていなくても健康でバリバリ働けてる方は多いですよね。

 

しかしどのような話にも「例外」があります。

 

我が家はその「例外」の方に該当してしまったのです。

 

病気発症までの様子

 

元々、夫は20代から高血圧でかかりつけの病院がありました。

 

高血圧の発覚は風邪で病院に行った際、血圧が異常値だったことがきっかけです。

(※稀にみる異常値です。本当に恐ろしいことです。)

 

最初こそ焦り減量を始めました。

 

しかし高血圧は若い夫にとって、日常生活を送っていくうちに忘れてしまう自覚症状のない持病だったのです。

 

妻(彼女)の視点からみた高血圧という持病があった当時の夫の様子はこちらです。

 

□晩酌
□欲望のままに炭水化物・肉を食べる
□いきなりダイエットを始めては挫折する
□ヘビースモーカー
□休みの前日は朝まで映画鑑賞→休日午後まで睡眠
□寝つきが悪い
□肥満
 

これだけ見ても、持病を持病として受け止めていないことがわかります。

 

人に指摘されることが嫌いな人ですから、誰が言っても聞く耳は持ちません。

 

20代で発覚した持病をそのまま放置して時は流れていきました。

 

病気発症について

 若さに任せてほぼ好き放題の生活習慣だった夫でしたが、ついに起こるべきことが起こるのです・・・夫32才の時でした。

 

突然起きた異変

ある日の朝、いつものように起きてきた夫が喉(気管支)が「熱く感じる」という表現を使って違和感を訴えていました。

 

「下からこみ上げるような熱い感じがする」

 

この時点では苦しさは一切感じていませんでしたが、喉が痛いのではなく熱いということが夫婦にとって普通の風邪ではないことを感じさせました。

 

 念のためかかりつけのA病院に行き相談したところ、逆流性食道炎ではないかという診断でした。

 

「喉が熱い」程度だったのでそのまま帰宅し、様子をみることに。

 

それから1~2日程度で症状が落ち着いたので友人と飲み会にいきました。

 

飲み会の最中のことです。また急激に喉(気管支)に熱さを感じ始めました。

 

それも1度目より激しくです。

 

飲み会を中断して帰宅した夫は、最初の時よりも増した熱い症状に不安を感じ、かかりつけのA病院とは別のB病院(A病院より少しだけ大きい病院)に行きました。

 

若いことが理由ですぐに検査にたどり着けない

B病院では診察の結果、大きな異常なしと判断されました。

(※結果的には原因がわからなかったということです)

 

夫は少し不安から解消された声で電話をかけてきてくれました。

 

「え~じゃコレなんなんだろう?」

 

と笑いながら言っていたのを覚えています。

 

実は夫の親は心臓病で亡くなっていることあり、実はこの時から少しずつ心臓を疑っていたようなのです。

 

そして疑いが確信に変わるように、徐々に苦しさを感じるようになっていったのです。

 

歩くスピードもゆっくりで、でも笑って話はできて生活もできていました。

 

さすがに普通ではないと感じ夫婦でC病院に行きました。

 

C病院は今までの病院の中でも一番大きな病院でしたから、ここで最終的な検査をしてもらうことになるだろうと思っていましたが、結果は・・・

 

「若いうえ、普通に歩いている。呼吸器系に異変はないだろう。もし心配があるなら、うちで検査をするよりも、かかりつけ医に紹介状を書いてもらう方法が一番よい。」

 

こう説明を受けました。

 

夫はこの時自分の中で心臓に何かが起こっていることを確信しており、そのことを医者に伝えましたが、どうしても苦しい様子が伝わらなかったのです。

 

C病院の会計待ちの間に私は夫の症状を紙に事細かく記載して夫に持たせ、夫はかかりつけであるA病院を再受診してその紙を先生に渡しました。

 (※きっと私の書いた紙などなくても紹介状は出してもらえたと思いますが、この時できる精一杯をしたのです)

 

この時すでに最初の症状発症から1週間は経過していました。

 

 A病院で紹介状を書いてもらい、翌日にD病院に行きました。

 

f:id:Monpi:20210307212333j:plain



ようやくできた本格的な検査

D病院でようやく心電図検査をするも、大きな異常が見られなかったのです。

 

先生曰く、ほんのわずかに乱れている箇所は、心電図も個性があるからその程度のものだと思うと。

 

やはり若いことを理由にこれ以上の検査は必要ないと思うとも言われましたが、最後の砦だったこの病院では夫の訴えもあって、念のため、もうひとつ先の検査に進むことができました。

 

心臓の血管に異常(狭い箇所、詰まっている箇所など)があればそれが画像で確認できる検査で、結果は数日後に聞きに来てくださいと言われていました。

 

これで何もなければ心臓には何もないのだと、〇〇という別の病気なのかもしれないと、別の病気のリスクなども説明されました。

 

結局この検査で夫はやっと原因がわかることになるのです。

 

数日後、夫が病院に行く予定の日より前に病院へ来るようにと病院の方から連絡がありました。

 

当然悪い知らせであることは察しました。

 

しかもこのタイミングで住宅ローンを組もうとしていた我が家・・・この件はまたいつか明るく記事にできたらと思っています。

 

診断結果(虚血性心臓疾患)

夫は1人で病院に行きました。

 

心臓の大きな血管のうち1本が途中から画像に映っていないと説明されました。

 

つまり、その血管に血液が通っていない可能性があると言うことです。

 

より詳しく検査するべく、カテーテル検査に進むことになり、やはりその血管が詰まっていることがようやく判明したのです。

 

苦しいわけです。心臓に血液を送り込む大きな血管の1本詰まっているのですから。

 

なんとか毛細血管が働いてくれていたようで大事には至りませんでしたが、いつ倒れてもおかしくないとも言われました。

 

カテーテル検査から担当してくださった先生がとても厳しい顔つきで、でも「これからですよ」と励ましてくれたことが印象的でした。

 

動脈硬化がひどく、血管が狭くなっている箇所が他にもあり、2回のカテーテル手術が決まりました。 

 

血管が完全に詰まっていたので、カテーテル手術では詰まりを解消できないことがあり、その時はカテーテル手術をそのまま中断、後日バイパス手術(開胸)になる可能性を説明されました。

 

こうなると神頼みです。

 

若いうちにバイパス手術をすることのリスクは、これからの長いはずの人生を考えると、相当大きいのです。

 

結果、詰まったばかりの血管だったためかカテーテルは通り、手術は無事成功しました。

 

まとめ―今回の出来事を通じて思うことー

自身の体に感じた違和感に対して最後まで諦めずに動けたことが、夫が助かった大きな要因だったの思います。

 

人により症状や感じ方は大きく違うこと、いくつもある症例の中のあくまで一つの体験記であることをご理解ください。

 

30代前半で心臓に大きな異常が起こることが珍しいため、若いことが仇となりしっかりした検査になかなかたどり着けないことは本当に恐ろしかったです。

 

定期検診のない個人事業主・・・何か起こる前に病に気づくには、普段からの検診は本当に大事。年1回でいいのです。