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【売上公開】独立したひとり親方のクロス職人って儲かる!?簡単ではないけどやり方次第!

建築業界では、技術を習得したら「独立」する一人親方という働き方があります。

 

独立の第一歩は一人親方というケースは多いです。

 

特に我が家の夫は「クロス職人」ですが、建築業界の中でも独立しやすい職種!

 

職人として独立することを考えている方にもクロス屋はおすすめできます。

 

「独立」で気になるのはお金事情ですよね。

 

独立したら儲かるのでしょうか!?

 

いきなり結論を言うと・・

 

儲かる場合もありますが厳しいです

 

基本的には、一人親方は二次下請*1の場合が多いため、単価はそぎ落とされていて、更に経費や税金で飛んでしまうお金が多く、厳しいです。

 

でも、やり方次第で儲けられる可能性があることも実感してますよ

 

そこで今回は独立したクロス職人の一人親方は儲かるのか、お金周りの管理をしている妻の視点かつクロス屋の夫の話を元に、実例を挙げながら綴っていきます。

 

クロス職人になることを検討している方のお役に少しでもたてれば嬉しいです。

 

 

 

クロス職人が独立するまでの経緯

クロス職人になるには、まずはクロス工事を事業にしている会社に就職するか、クロス職人の親方に付いて見習いから始める方法があります。

 

クロスの技術は数か月で身に付き、比較的早い段階でひとり現場へ。

 

ひとりで現場をこなすことが増えていくと、現場でオーナーや元請業者の担当さんとコミュニケーションをとることも出てきます。

 

そんな日々を過ごすうちに独立の気持ちが芽生えるのです。

 

更にクロス工事は元々一人で行うので、独立が実現しやすい傾向にあります。

 

道具(糊付け機など)・車・仕事を振り分けでくれる元請業者・その他諸々そろえば、後は開業届けを提出して独立です。

 

この時、元の親方とは繋がりは切らず、外注として仕事もらえるようにしておきましょう!

 

縦の繋がりだけでなく、一人親方同士の横の繋がりも大事!

 

クロス職人が独立するまでのお給料

ここまでクロス職人になり独立するまでの道のりを簡単に解説してきました。

 

ここから本題!お金のお話をします。

 

まずは職人として独立する前、つまり雇われている場合です。

 

いきなりですが夫が初めてクロス職人(見習い)になった時の最初の給料がこちら↓

 

¥170,000

 

ここから税金・社会保険料などが引かれて手取りは約14万円でした。

 

一般的なサラリーマンの初任給と比較すると少ないですね。

 

それでも技術を身につけるまでは会社(工務店など)にとったらお金がかかる存在なので、妥当な金額なのかもしれないと思いました。

 

こちらの会社ではベテラン30代の職人(従業員)が夜勤を積極的にこなしていました。

 

その時の先輩職人のお給料(およその金額)はこちら↓

 

¥600,000

 

夜勤は単価が一気に上がるので、お給料もかなり良いです!

 

会社の規模、社長や親方との信頼関係など、いろいろな要素 がお給料に影響します。

 

安定して高月収をもらえている場合は、あえて独立しない道を選ぶことも。

 

そして会社を辞め、他の個人事業主の親方について働いたときの夫の給料はこちら↓

 

¥200,000

 

固定給だったので、繁忙期・閑散期問わず20万円でした。

 

正直、それなりに一人で現場に行って作業をしていたので見合っていない金額だと思います。

 

金額は少ないけれど、働きやすい(要望を言いやすい)環境だったので、夫は環境をとったということです。

 

この時のお給料は参考にならないと思います。

 

選ぶ親方で思わぬ低月給になるということをお伝えできればよしとします。

 

クロス職人が独立してからの売上事情

職人として働くうちに、夫は元請業者の社長から目をかけていただき、独立するチャンスを得ました。

 

ここからは独立後の収入についてです。

 

独立後は給料ではないので、売上を発表していきます。

 

一人の事業には限界がある

まずは、 独立後初めての月の売上がこちら↓

 

¥581,202

 

どうでしょうかね。

 

私としてはホッとした数字でした。

※ただし、あくまで売上・・・手取りではないので誤解なきよう。

 

そして2か月目の売上!!

 

¥813,670

 

これは一人親方としては多いと思います。

 

実際には、前月から月を跨いで作業した分も含まれているので、丸1か月の純粋な売上ではないのですが、それでも多いです。

 

スタートとしては期待できる数字。

 

ここまで来たらその翌々月の売上も発表します。

 

¥340,146

  

どした!?!?Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

 

これが一人親方、そして自営業の現実であります。

 

ものすごい増減なのです。 

  

ー稼げるときにフルパワーで稼ぎ積み立てておくー

 

これができないと、後からやってくる支払いたちに対応できなくなり、かなりキツいことになります。

 

結局、1年目の売上は600万円台でした。(2月開業なので11か月間)

 

限界は人によるでしょうが、体ひとつでフルパワーで働いたとして700万円~800万円程度の売上になると思います。

 

一人親方は文字通り基本的にひとりで現場をまわるので、仕事の依頼が複数来ても受けられる数には限りがあるのです。

 

頑張れば頑張るほど稼げると言っても・・・限度がありますよね。

 

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従業員をひとり雇うと倍以上の収入になる

実は独立後5年目、我が家は1年間だけ従業員を雇っていました。

 

クロス屋では、一人従業員を増えることで売上は倍以上に伸びます。

 

1人から2人になるのに倍以上に伸びるのはなぜでしょうか

 

それは、Wブッキングもこなせるからです。

 

1人で仕事をしていると、先に予定が入っている日に別の元請業者から大きな仕事を振ってもらっても、断らなければならない時がありますが、2人あれば受けることができるのです。

 

その結果更に、

 

「〇〇さんのところは引き受けてもらえる」

 

となって、より仕事を振ってもらえるようにもなっていきます。

 

従業員は4月からの雇用だったにも関わらず、その年の1月からの売上総額は1,200万円に迫りました。

 

ただし、あくまで売上です。

 

当然経費はかなりかかり、更に消費税を含めた多額の税金などの支払がありますので、年収1000万円超のサラリーマンとは全く違います。

 

一般的に消費税の簡易課税制度で用いられるみなし仕入れ率は建築業が7割(二次下請けの一人親方は6割の場合あり)なので、年収(所得)の目安は売上の3~4割と思っていただくとよいと思います。(あくまで目安なので、もっと年収の割合が多い場合もあります)

 

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儲けているクロス屋の話

以前お世話になったクロス屋さん、かなり儲けていらっしゃいました。

 

その方法はズバリ・・・「他では引き受けない現場を積極的に引き受ける」方式です。

 

納期ギリギリで仕事を依頼したがっている元請もありますし、夜間の作業を依頼したい業者もいます。

 

何かと面倒なので皆さん引き受けてくれない現場を、そのクロス屋さんは積極的に引き受けて、更に丁寧な仕上がりでした。

 

その積み重ねが「〇〇さんのところは厳しい納期でも引き受けてくれる」と信頼され、単価が上がるというわけです。

 

 

まとめ

今回はクロス職人のお金事情を少々公開しました。

 

一人親方として体ひとつで仕事をこなしていくとなると、生活できる程度に稼ぐことはできますが、大きく儲けることは難しいです。

 

更に体を壊した時のリスクつき。

 

従業員を雇うことで、受けられる仕事が倍以上に増え、儲けることも可能になると思います。

 

ただし、経費(従業員への福利厚生費・給料含む)・税金・社会保険料などで出費は多く、節税対策が大事になってくるのです。

 

クロス職人を検討中の方、ご参考にしていただければ幸いです。 

 

 

節税対策の本は1冊で十分!おすすめの1冊です。

 


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*1:オーナーから直接依頼を受ける元請業者からその仕事を依頼してもらう一次下請、更にその一次下請から仕事を依頼してもうのが二次下請けです