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長野の方言「ずく」は便利すぎ!標準語への言い替え不可能説を検証

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長野県には「ずく」という方言があります。

 

この言葉、他に言い替えられる言語は見つからないほど便利な方言なのです。

 

 

はじめに

我が家は夫が東京都出身、妻が長野県出身です。

 

妻は上京後の生活が長野在住期間より長くなってしまいましたが、誇りをもって長野県についても綴っていきます。

 

長野県というと「真田幸村」「長野オリンピック」「みすゞ飴」「信州そば」などが有名ですね!

 

特に信州のお蕎麦は絶品です。お蕎麦好きの方は信州へ(^^)

 

名物・名産と並び、筆者が強く強く推したい長野の魅力、それは・・・

 

方言(ほうげん)

 

SNS全盛期の今、県民自身、使用している言語の何が方言なのかほとんど知っているでしょう。

 

しかし、SNSスマホもない時代、筆者はまさかこの便利な言葉が方言だとは知らずにいました。

 

それが・・・

 

 

「ずく」

 

今回はこの素晴らしい言葉について、使用を続けていた身として解説・検証をしてまいりたいと思います。

 

「ずく」の使い方

「ずく」は一般的に「根気」などと訳されることがあります。

 

実際にどのように使っているかを我が家の例で解説します。

 

 

 (リビングで床に座っている妻と、床に寝そべっている夫のシチュエーション)

パパ、足元にあるリモコンとって!

 

(足で蹴って)はいよ!

 

もー手で渡してよ。ずくないなー・・・

 

こんな感じです。

 

「ずく」の言い替えを検証してみる

では、筆者が聞いてきた、言われてきたずくシリーズを標準語に置き換え、しっくりくるかどうか検証してみます。

 

※会話のテンポを大事にするため、あえて文字数が同程度の言葉を選んで説明的にならないようにしています。

 

【検証1】方言バージョン「ずくあるにー」*1

こちらは、例えば野沢菜の漬け物を庭で浸けているご近所さんを見かけたとき等に言うとピッタリなセリフです。褒め言葉ですね。

 

標準語バージョン「根気よくやってるねー」

 

うーん。いきなりミスマッチ。

ただ言葉を投げかけられた感じになります。親しみを感じなくなりました。

 

 

【検証2】

方言バージョン「ずくだしなさいっ!

 

こちらは、子供がお手伝いを頼まれて一応やるんだけど、手を抜いてるときにピッタリです。

 

標準語バージョン「しっかりやりなさいっ!」

 

ただ注意しているだけです。方言バージョンに比べると、「思い」とか「心」が感じられず、親子の親密感も半減します。

 

 

というわけで・・・・ これは無理ゲーです。

 

なぜなら、「ずく」を肯定的・否定的どちらの意味で使用しても、そこには相手に対する愛情・親密感といったニュアンスが含まれているので、何か別の言葉に替えてしまうとそのニュアンスが伝わらないからです。

 

それだけ、「ずく」の二文字には、伝える側の言葉を超えた「思い」が込められているのです。

 

まとめ

結論です!
 
長野県が誇る最高の方言「ずく」は他の何にも言い替えることができない絶妙なニュアンスを含んだ言語です!!
 
 

*1:「〇〇にー」も方言で、語尾に「〇〇だにー」や「〇〇にー」をつけることがよくあります